ponbooのブログ

夫婦二人で障害者年金で生活

躁状態の恐ろしさと対処


それは新しい薬になってから3日経った頃、主人が夜遅くにネットを見ると言い出して
ヤバイ雰囲気がしたので、もう明日にして寝ようと言いました。主人がいきなり激怒して
パソコンを拳骨で思い切り叩きました。殺されると恐怖で違う部屋にパソコンを持って逃げましたが、主人はハンマーを持ち出してピクニック用のプラスチックのコンパクトテーブルをたたき割り、この世にパソコンが無ければ良いんだ。パソコンを出せ、壊すと怒鳴り散らす。私の悲鳴と主人の怒鳴り声は近所中に響き渡ったでしょうね。その後朝まで待ち、医師に電話して報告すると、危険性がある時は避難しなさい。女性のDV避難センターが良いと教えてくれました。そして診察を受けると医師はジブレキサを落ち着くまで1日4錠まで処方しました。それで収まらなければ入院。2日目には落ち着いて医師の元で通院治療です。それからしばらくして主人がエビリファイが上がりすぎて興奮するというのでエビリファイをカットしました。大人しくなったら今度は、泣く、生きている意味が無いと言う、夜は少し元気になる、医師はうつ状態ではない。病気の波だから気力が上がるのを待ちましょうと仰いました。しかしずっと泣くのでジブレキサ1日2錠追加されました。あの恐ろしい躁状態を抑えたジブレキサなので私も安心していたのですが、一週間もしないうちに、車のタイヤが欲しいと言い出し、いちいち私に突っかかるのです。また躁状態です。医師はジブレキサを中止、薬は私が管理して正確に飲ませるように指示しました。私は医師にジブレキサで躁状態は治まったのに何故、同じ薬で躁状態になるのですか?と質問すると医師は病気の波はそんな簡単なことではないのです。もしそうならば
もう、とっくに治っているんですと答えました。複雑な脳の病気なのです。
そんな中で一つだけ望みがあったのは主人が物忘れが無くなっていました。あれ程記憶が定着しなかったのに、もう私が探すことはほとんどなくなりましたし浪費も無くなり、節約生活が出来るようになりました。月に何度か少しずつディケアにも行く様になりました。

躁鬱病の主人の症状


躁鬱病(双極性感情障害)になってから物忘れが非常に多くなりました。しょっちゅうあれがない、これがない、探すのはいつも私です。メモするにも記憶が定着しないのです。昨日から一週間前の会話とか出来事とかも、印象的な事でも覚えていない。仕事も昨日できたのに今日は思い出せない。本人は不安が溜まってストレスで吐いたり、そんな毎日が続きました。ただ、見た目は全く正常に会話も車の運転も出来るので他の人からは健常者に見えます。しかし躁状態になった時は攻撃するのは私だけです。第三者には温厚な態度です。さっきは悪かったと誤ったりするので油断してたから後悔する事が多いです。関西ではエビリファイ、ジプレキサ、安定剤、睡眠薬等、その時の症状に合わせて飲んてましたが回復しませんでした。
今の主治医に躁鬱病の混合型だと言われて、少し分かった気もします。今までと違う薬の処方になり、今年1月から躁鬱病の波を小さくする薬を試すことになり、しかしエビリファイかジプレキサのどちらか止めなければいけないとのことになりジブレキサをカットしました。まだ主人の躁状態は続いていて、ネットや車の部品等買い物や車を乗り回すのでガソリン代も15000円程で、私たちは無職なので困ると注意しても喧嘩になるだけで、
医師に相談するとインターネットで買い物なんてとんでもない、奥さんの管理の元でネットは見る事と強く言われて主人も納得しましたが、ある日大変なことになりました。つづく

後見代理人

主人の後見代理人をしています。平成18年 シボレーを買うと言い出して市役所の無料相談弁護士さんに相談に行くと家庭裁判所に行って私が主人の後見代理人になれば主人の
買った物を返すことができる。と教えて頂きました。シボレーは買われてしまいましたがただし裁判所が代行するのではなく私が交渉するのです。後見代理人になるまで戸籍謄本、法務局や例えば家の土地面積、家の何広さを明記した書類、生命保険の証書のコピー 通帳コピー 医師の診断書等々全ての書類を提出して後見代理人になりました。主人は保証人になれないし、家の登記簿謄本を持ち出して借金するとかできません。毎年8月に家庭裁判所に書類の提出をするのですが、私の通帳から主人の通帳に送金することはいいのですが、逆の場合、主人の通帳から私の通帳に送金したらダメなんです。横領という事になるのです。書類は非常に細かくて全ての通帳コピー下ろしたお金を何に使ったか?収入から預貯金を引いた額と毎月の収支が合わないといけない。領収書を提出する、2、3か月前から真剣に始めますがとても疲れます。もし私のやり方を裁判官がOKしなければ第三者に貢献代理人を任せるのですが通帳も暗証番号も教えて現金だけを渡して貰う生活になります。その上月一万円を支払い尚且つ買った物を返す時には手数料が発生します。その金額は不明です。それでビクビクしながら貢献代理人をしています。一生続くのかと思うと嫌なんだけど主人の病気がある限り逃げられないです。これは本来ならしなくていい苦労だと思います。